目を守るために、いちばん大切なこと
コンタクトレンズによる目のトラブルの多くは、レンズそのものではなく、装用時の扱い方が原因です。
正しく処方され、正しく扱われていれば、コンタクトレンズはとても安全な医療機器です。
そのために大切なのが、装用時の基本動作である「クリーンケア」です。
クリーンケアの基本原則
レンズを、目に入るまで余計なものに一切触れさせない。
この一つの原則を守ることが、すべてのトラブル予防につながります。
クリーンケア:7つのステップ
@ 不潔な環境で装脱しない
- 衣服の着替えや、布団・ベッドに触れた直後は避けましょう。
- できれば、起床直後の清潔な状態で装用するのが理想です。
A 手洗い前に準備をする
- 手を洗う前に、レンズケースを開けておきます。
- 水しぶきがかからない場所に置いてください。
B 石けんで手を洗う
C 拭き方に注意する
- 清潔なタオルやペーパータオルで手を拭きます。
- レンズに触れる指(利き手の人差し指・親指)と、反対の手のひらは拭かないでください。
- 水気が気になる場合は、軽く振って自然乾燥させます。
D レンズは「摘ままない」
- 利き手の人差し指で、レンズをケースから取り出します。
- 爪が当たらないように注意しましょう。
E 一度、手のひらに置いて確認
- 反対の手のひらにレンズを置き、裏表を確認します。
- 扱うのは人差し指だけにし、レンズを指で挟まないでください。
F まつ毛に触れず、黒目の中央へ
- 鏡を見ながら、黒目の中央にそっと装用します。
- まつ毛やまぶたに、指先やレンズが触れないよう注意してください。
- 反対の目を装用する前に、指先は流水ですすぎます(拭かない)。
やってはいけないこと
- 手洗い後に、蛇口・タオル・ドアノブなどに触る
- レンズを指でつまむ
- まつ毛やまぶたに触れたまま装用する
- 着替えや布団操作の直後に装用する
最初が肝心です
自己流の装用に慣れてしまうと、正しい操作に戻すのは簡単ではありません。
最初にクリーンケアを身につけた方は、目のトラブルをほとんど起こしません。
コンタクトレンズは、
「正しく処方され、正しく扱えば、とても安全」な医療機器です。
大切な目を守るために、今日からクリーンケアを実践しましょう。
※本内容は、眼科専門医による臨床経験に基づいた装用指導です。