円錐角膜と後部ぶどう腫は、発生部位と機序の細部は異なるものの、病態としては共通構造を持っています。
<円錐角膜>
角膜基質の生化学的脆弱性 → 生体力学的変形 → 強度乱視
<後部ぶどう腫>
後極部強膜の構造的脆弱性 → 局所的軸長伸展 → 最強度近視
<円錐角膜>
円錐角膜は、角膜基質のコラーゲン架橋の減弱や基質ラメラ構造の脆弱化を背景として、角膜の生体力学的安定性が一次的に破綻することが本質的病態である。
その結果として、角膜前面の形状不整および局所的突出が進行し、二次的に高度不正乱視・近視が表出する。
<後部ぶどう腫>
後部ぶどう腫は強度近視の単なる進行の結果ではなく、後極部強膜の構造的脆弱性(コラーゲン線維配列の粗鬆化、外強膜層の菲薄化、局所的生体力学的劣弱性)を基盤とした一次的変形病態である。
この局所的強膜伸展が軸長の不均一な過長化を招き、結果として最強度近視が形成される。
円錐角膜と後部ぶどう腫は、病態としては以下の共通構造を持っています。
@ 一次的組織脆弱性 → A 生体力学的変形 → B 二次的屈折異常の増悪
<円錐角膜>
角膜基質の脆弱化 → 角膜突出(前方変形) → 高度不正乱視化
<後部ぶどう腫>
後極強膜の脆弱化 → 後極部の局所伸展(後方変形) → 軸長増大による最強度近視化
円錐角膜と後部ぶどう腫は、病態としては以下の共通構造を持っています。
@ 一次的組織脆弱性 → A 生体力学的変形 → B 二次的屈折異常の増悪
<円錐角膜>
<後部ぶどう腫>
「このように、乱視の進行が円錐角膜を誘発するのではなく、角膜基質の生体力学的脆弱性が円錐角膜を成立させ、その二次的表現として強度不正乱視を呈するように、 強度近視の進行が後部ぶどう腫を誘発するのではなく、後極強膜の局所的構造脆弱性が後部ぶどう腫を形成し、その二次的表現として最強度近視が生じる。」