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東京港区の梶田眼科です。

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 コロナIT眼症候群  Corona eyes syndrome

新型コロナウイルスによる新たな眼精疲労の拡大

新型コロナウイルス感染拡大の対策として外出自粛、テレワークが求められております。
私たちはかつて経験したがことが無いほど、近くを見る時間が増加しています。
警戒宣言が緩和されてから、眼に不快な症状を訴えて来院される方が急激に増加してきております。
眼精疲労です。「コロナIT眼症候群」と呼んでも良いかも知れません。 
「視力が良い=良い目」ではなく、「遠くが良く見える目=疲れやすい目=近くを見るのが苦手な目」
と考えると、ご自分の症状が眼から来ているのか否かを疑うことができます。
【眼精疲労の歴史】
《1980年代:パソコンの普及》
初期のパソコンは会社経理に浸透し、中高年の管理職者の使用が増加し、眼精疲労は急激に増加しました。
固定した姿勢で長時間パソコンを見続けることによって生じる疲労は頸肩腕症状群、あるいはVDT(Visual Display Terminal)症候群と呼ばれました。もちろん、現在でもそのように呼んでいます。
そのうち、症状が特に眼に集中しいるものは「テクノストレス眼症」、後に「IT(Information Technology)眼症」と呼ばれるようになりました。 ノートパソコンの普及によって、さらに加速してきました。
原因は長時間、近距離でパソコン画面を見続けることによる、眼のピント合わせを行なう調節機能の障害でした。
《2010年代:スマートフォンの普及》
スマートフォンの普及に伴い、眼精疲労は中高齢者から若年者まで浸透してきました。
パソコンよりも見る距離が近く、さらに長時間になりやすい環境が整いました。
巷では「若年老視」、「スマホ老眼」、「スマホ眼」、「スマホ肩」などとよんで、スマホの使用方法に警鐘を鳴らしています。
原因は近い距離を長時間見続けることによる、ピント合わせの調節障害と左右の眼で近くに視線を合わせるための輻湊(眼を寄せる機能)障害です。 社会的に問題になっている「スマホ急性内斜視」、「スマホ外斜視」など両眼視障害が加わってきています。
《2020年:新型コロナウイルス感染拡大対策による自粛・テレワーク》
元々、私たち人類の眼は近くが見えるようには設計されていませんでした。
文明文化の進展に伴い、近くが見える方が有利な環境になり、近視が増加してきました。
ところが、未だに巷では遠くが良く見える眼を目指した矯正が行われています。
遠くが良く見える眼が、近くを見るためにどれだけピント合わせに努力を強いているかが無視されているのです。
自粛生活、テレワークでは遠くを見ることがほとんどなく、長時間近くを見続けた眼は、テクノストレンス眼症、IT眼症、スマホ老眼、スマホ斜視を引き起こします。
これらの近くを見続けることによって生じる眼精疲労は自律神経の副交感神経優位の状態に陥って、自律神経の失調を引き起こしてしまいます。
《症状》
眼の乾燥感
疲れたときの流涙
涙が染みるような目の痛み
眼の奥の痛み
頭痛
肩こり、首こり、背中のこり
めまい
嘔気
自律神経失調症様の症状
軽症うつ病様症状
順に進行してきた場合は原因は眼にあることが多いです。

《予防方法》
PC画面やスマホ画面を見続けるときには、10分間に1回、1〜2秒で良いので、遠くを見ましょう。
どのくらい遠くが良いかというと、ピントが合うギリギリ遠いところです。 5メートルくらいが適切な人もいますし、2〜3メートルが適切な人もいます。
重要なのは、ピントの距離を変えることによって、ピント合わせのための毛様体筋が動きますし、近くを見ているときに寄っていた目が遠くを見ることによって解散します。
このように、目の筋肉を時々、動かしながら目を使い続けることが、疲労の予防に役立ちます。
さっそく、実行してみて下さい。
頭痛や肩こり、めまいの症状まで進行した人は、悩まず眼科を受診して下さい。


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